障がい者と高齢者の豊かな生活を支援するアクセスインターナショナル

活用のアイデア(学校編第2回)
「授業中落ち着きがなく、教室から出て行ってしまう」


あらかじめ授業や作業の見通し(予定)を知らせていますか?
「自分はいつまで、席に座っていなくてはいけないのか」が分からないのかもしれません。だから、落ち着きがなかったり、急に教室から出てしまうのかもしれませんね。

しかし、時計の見方は、なかなか理解できないものです。とくに残り時間は計算が必要ですので、余計に理解しにくいのではないでしょうか?

卒業式や入学式の時、式次第が掲示されていますが、保護者はその掲示物と時計を見て式の進行具合を確認しています。もし、時計がなくて式次第も掲示されていない状態で、校長先生の話がとても長い話だったとしたら、おそらく参列者はソワソワするでしょうし、見切りをつけてトイレにいく人も多くなると思いませんか?

今何をしていて、それはいつ終わって、終わったら次に何をするのか、時間と作業内容を視覚的分かりやすくすることで改善できる場合があります。

時計 タイムタイマーラージ
例えば、10時45分で授業は終わります。残り時間はどちらが分かりやすいですか?


こんな時、タイムタイマーボードメーカーで作成したシンボルを活用します。
タイムタイマーは時間の概念を視覚的に分かりやすく、表示するタイマーす。赤い円盤は時間が経過するにしたがって減っていきますので残りの時間を視覚的に捉えることができます。

タイムタイマーは、「時間」というはっきりしない概念をより具体的に、より身近にし、時計を読めなくても、子供たち があと、どのくらいの時間で自分たちの時間が終わるのか、また、どのくらい時間が残っているのか判断する機会を与えてくれます。

  シンボルを使った視覚的支援も併せて活用すると、より効果的です。この次に何がおこるのか、写真やシンボルを使って提示することで、「いま自分の置かれている状況」をより簡単に把握することができます。複数のシンボルを時系列に沿って並べ、その活動が終了するたびに外ししていけば、より理解できるのではないでしょうか?

例1) 「本を10分間読んでみよう!!」

タイムタイマーラージ よむ

例2)「次は何をするの?!!」

スケジュールと組み合わせる

シンボルカードで行動予定表を作成しました。タイムタイマーで時間を表示させながら、行動が終わるごとに、マジックテープや磁石で固定されていたシンボルカードを取り除いていくと、「次、何がおこるのか?」という視覚的な支援が可能になります。このシンボルシートはボードメーカーソフトウェアで簡単に作成することができます。

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